はっぴ姿に変身した巨大なタヌキの置物

私が今コンサルとして入っている病院の1つに、
滋賀県甲賀市の甲賀市立信楽中央病院があります。
病床規模は40床で、私が過去6年間、
経営改善支援活動をやってきた中で最も規模の小さい病院になります。
その信楽中央病院から私に「経営コンサルに入ってください」
との依頼が来たのが昨年の今頃。
僻地の、しかも周囲とは隔絶された医療圏にあって、
信楽中央病院は、周辺人口と患者の減少、派遣医師数の減少などで、
病床稼働率が低迷し、損益赤字が拡大していました。
その後、病院の経営実態調査や幹部職員へのヒヤリング等による経営分析を実施して、
経営改善提案報告書にまとめて信楽中央病院でプレゼンを実施したのが3ヶ月後の9月。
それから信楽中央病院を挙げた経営改善活動が始まりました。
院長先生以下医師も、看護部長以下看護師も、技師も事務も、
病院職員全員が一丸となって取り組んだ結果、
今では病床稼働率も90%を超え、損益は黒字化しました。
今回の信楽中央病院の経営改善は、
「少子高齢化による人口と患者の減少が進み、医師不足も深刻な地方の僻地にある小規模公立病院」
という難しい条件を跳ね返して黒字化した全国的にも珍しいケースですが、
病院を訪れるたびに業績が改善しているのを見るのは病院経営コンサルとして嬉しいものです。

ところで、信楽中央病院のある信楽町は、「タヌキの置物の信楽焼き」や「忍者」で有名です。
信楽には、JR線から信楽高原鉄道に乗り換えて、深い森の中を行きますが、
車両は、その内外を「忍者」で装飾された「忍者列車」で、
また信楽駅や信楽町内はいたるところ「信楽焼きの置物」が溢れています。
その信楽焼きの置物を象徴するのが、信楽駅前に立つ「巨大なタヌキの置物」で、
昨日、訪れた時は、夏祭り用に「はっぴ姿」に転身していました。

この信楽駅前の「巨大なタヌキの置物」は、私が見るたびに「今日も頑張っているぞ」と、
信楽中央病院と信楽町を代表して言っているみたいで、
そのたびに私も「うんうん分かっているよ。その頑張りは今見せてもらっているよ」と、
声を掛けたくなります。
皆様の中に、もしまだ信楽町を訪れたことが無い方がいらっしゃいましたら
是非、信楽町にお出かけください。
忍者と信楽焼きのタヌキの置物がお迎えします。





 

2026年7月9日(木)
総務省経営財務マネジメント強化事業登録アドバイザー 豊岡 宏




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一般社団法人 日本病院経営支援機構