皆さん、こんにちは
日本病院経営支援機構理事長の豊岡です。
皆さん、2026年度(令和8年度)病院経営者育成塾・病院長塾へようこそ。
今年、この病院経営者育成塾に、全国の病院と医療系企業から、
「病院長塾」に16名、事務長塾に31名、薬局長塾に13名、放射線科技師長塾に9名
の、合計69名の受講生の方をお迎えすることができ、嬉しく思います。
さて、病院経営者育成塾の中で、この「病院長塾」は、
あるいは既にそうなっておられる方もおられるかもしれませんが、
皆さんに、今後、
「病院経営を考え、病院経営が分かる、病院経営に取り組み貢献できる」
病院長になっていっていただくための研修会です。
勿論、皆さんがそうした「病院でのあるべき病院長」になっていかれるための研修は、
1年間で6回の研修会でマスターできるような簡単なものではなく、
皆さんは、この研修会を卒業された後も、夫々の立場で、
現実の病院経営の課題・問題点と向き合い、経験を積みながら、
精進していかれる必要があります。
その意味で、この研修会は、皆さんが
「病院でのあるべき病院長」
になっていかれるためのワンステップに過ぎません。
ですから、まず皆さんは、この研修会で、
そのために必要な最低限の「基礎的な知識とスキル」と、
それを、その後の実際の病院経営の中で、活かしていくために必要な、
情報交換・相談して、助け合い、励まし合うことのできる他病院・企業の、
「仲間」を作っていってください。
皆さんが今後、そうした「病院でのあるべき病院長」になっていかれる上で必要な
(1)「基礎的な知識とスキル」と
(2)「他病院・企業の仲間を作る機会」
を提供するのが、この病院長塾研修会の最大の目的です。
ところで、私は鉄鋼会社の出身で、
2001(平成13)年5月からその経営再建のため、
鉄鋼会社傘下の川崎市の病院(400床)に派遣されました。
悪戦苦闘の末、4年間で年間5億円の赤字を1億円の黒字に
転換することに成功したのですが、その時、
「病院の経営再建は大変だが、非常な充実感と達成感があり、自分の天職」
と感じたことから、その後、鉄鋼会社から病院外への異動内示があったのを契機に、
「病院の経営再建を請け負うプロの事務局長」
として脱サラし、以後、全国の公私5病院で順次、
経営改革・再建・改善を実施して歩きました。
その過程で私は「健全かつ永続的な病院経営を実現していくためには、
1人優秀な病院長や事務長が頑張っただけでは駄目で、
病院を構成する各職能毎に、病院経営を理解し、考え、
支えてくれる病院経営幹部職員の存在が不可欠」との結論に至りました。
しかしながら、「その教育・育成を単独の病院で実施する」ことは不可能です。
またそれを外部に依頼しようにも、
それをやってくれる教育機関が今の日本にはありません。
そこで、「それなら自分でやろう」と、
2019(令和元)年10月に、
一般社団法人・日本病院経営支援機構を創立し、
「病院経営者育成塾」を開講して、
職能別の病院経営幹部職員の教育・育成に乗り出しました。
最初は、私に知見のある、
事務長等の事務職の経営幹部職員育成のための
「事務長塾」から始め、
(1)全国の病院と医療系企業から受講生を募って、
受講生が集団で切磋琢磨・刺激・触発し合う学校方式の研修会で、
(2)講師が、病院経営・運営の具体的実践的なやり方を成功例を引きながら教え、
(3)それを受講生がグループディスカションしながら理解を深めて自分のものにしていく
ことによって、
「病院経営を支える、病院経営の分かる、病院経営に貢献できる事務長等の事務職の病院経営幹部」
を育成していく事務長塾を7年前にスタートさせました。
当初、ライブ方式で始めた事務長塾研修会は、
その後の新型コロナの感染拡大でオンライン方式に変りましたが、
それも今年で8年目に入り、事務長塾は軌道に乗ってきました。
その一方で、私に知見の乏しい医師・看護師・薬剤師・技師の各職能につきましては、
全国の病院・企業で、私がこれまで20数年間、経営改革・再建をして歩いた中で知り合い、
お付き合い願ってきた方の中から、
「これは」と思う各職能のリーダーの方にご協力をお願いして、
職能別病院経営幹部職員の教育・育成のために必要な教育プログラム(=講演と講師のリスト)
の検討ワーキングチームを編成し、それが完了した職能から順次、各塾を立上げていきました。
その結果、2022(令和4)年度から「薬局長塾」が、
2023(令和5)年度からは「病院長塾」「看護部長塾」「放射線科技師長塾」の3塾が、
2024(令和6)年度からは「臨床工学技士長塾」が加わって現在は6塾体制となり、
そのニーズの大きさに従って、「毎年1回」~「3年に1回」の頻度で開催しております。
これにできましたら、来年度(2027・令和9年度)から、
更に「臨床検査科技師長塾」と「リハビリ科技師長塾」を加えて8塾体制まで拡大し、
「病院経営を支える主な職能の病院経営幹部職員の教育・育成体制」
をフルラインで整備することで、
全国の病院からの各職能別経営幹部職員の教育・育成ニーズに
応じていきたいと考えております。
そのような経緯から今年度は3年ぶり2回目の実施となる「病院長塾」ですが、
研修会では、他の育成塾同様、主として、
「抽象論や理屈ではなく、具体的実践的なやり方を、
その成功例を示して教えることによって
『病院経営を考え、病院経営が分かる、病院経営に取り組み貢献できる病院長』
を育成すること」をその目的としています。
またそのため、やはり他の育成塾同様、
「全国各地の色々な病院や企業から、受講生に集まってきていただいて、
オンライン形式で集合教育を実施する」ことにしており、そのことが結果として、
(1)「受講生同士の切磋琢磨刺激触発を促し、受講生を大きく成長させる」とともに
(2)「塾研修会終了後も付き合っていける他病院や企業の仲間作りの機会になる」
と考えております。
なお、病院長塾の教育カリキュラムですが、
これまで各病院や業界・学会で
顕著な実績を上げてこられて高い評価を得てこられた病院長や
そのOBの方等が検討された内容で、他に例のない、
実践的具体的なレベルの高いものに仕上がっています。
ただ、この病院長塾で、これから皆さんにお教えする内容は、
各講師がこれまでその実務で実践してこられた中から得られた貴重な
経験則的なものですから、絶対的普遍的なものではありません。
また病院の抱える問題点・課題は、個々の病院ごとに1つ1つ異なっていますし、
今回のコロナ禍のように、それは不断に変化します。
従って、病院長塾研修会で皆さんが学んだものが即、
また今後未来永劫、皆さんの役に立つわけではありません。
この研修会で得たものをベースに、今後、皆さんが自らの足を使って、
医療現場での問題点を自分の目と耳で直接確かめ、
夫々の病院でのその時々の課題に合わせて、解決に寄与できるよう、
創意工夫適用できてこそ、病院経営の実際の役に立つのです。
そして、そうできるかどうかは、これからの皆さんの精進にかかっています。
それを皆さんはこの研修会で得た知識とスキル、
そして培った仲間とともに追求していってください。
なお、当、病院経営者育成塾では、
そうした毎月の各種育成塾の定例研修会とは別個に、
その番外編として、またそれと同時並行で、
各育成塾の受講生とその派遣元病院・企業関係者を対象にした
「オンラインセミナー」を開催しております。
この「オンラインセミナー」は、
(1)その時々の状況に合った旬のテーマを設定して
(2)そのテーマにあった「その道のプロ」の講師の方に講師として登壇願って
(3)2時間ほど講演願う
(4)事例発表会を
(5)毎月、その月の最後から2番目の週の火曜日の午後に実施しているもので、
コロナ禍の2021(令和3)年7月にスタートしてから,
2026(令和8)年5月の前回セミナーまで、4年半・64回を数えます。
ちなみに、2026年度上期では、
(1)7月21日(火)に「診療報酬改定から見る病院薬剤師評価の方向性」
(2)8月18日(火)に「電子処方箋100%化」
(3)9月15日(火)に「病院薬剤部門の現在の3課題。薬剤師確保、薬剤師業務
加算取得、地域フォーミュラリー構築への取り組み・成功事例」
などのテーマでのセミナー開催を予定しています。
至近の時期になりましたらまた案内を差し上げます。
また、今年度育成塾受講生とその派遣元病院・企業の関係者は、
無料で視聴できますので、興味のあるテーマがありましたら、
奮ってご参加ください。
また、受講生の方に、「他の病院の仲間を作る機会」を提供すべく、
OBを含めた各塾の受講生と講師の有志の方を対象とした、
ライブやオンラインでの「飲み会」を開催しています。
他の病院や企業の仲間を作る絶好のチャンスになりますので、
こちらにも振るってご参加ください。
更に、育成塾の受講生・その派遣元病院・企業からの相談に何でも応じる
無料個別相談会を毎月1日開設しており、
その相談内容に合わせて私や講師が対応しています。
また、その延長として、受講生や病院の希望に応じて、
やはり私や講師がその病院を訪問してその病院の経営分析を実施して、
経営上の課題・問題点とその具体的な改善対策案を作成・提示する
「無料病院訪問」も実施しており、
(1)その病院でそのニーズがあり
(2)そのための必要な日程調整等をしていただいければ、
(3)私や講師が直接訪問して、
(4)病院幹部の方への個別ヒヤリング等を実施し、
(5)必要なデータ・資料等を収集して
(6)訪問から3ヶ月以内に、
(7)その病院の問題点・課題の明確化とその具体的な対策を提示する
「経営分析・経営改善提案報告書」の作成・提出をすることまで、
当日本病院経営支援機構のサービスとして無料で対応しており、
昨年度は4病院に対して実施しています。
従いまして、2026年度病院長塾を受講された方の中で、
病院経営・運営でお悩みの方がございましたら、お1人で、
またその病院だけで悩まれないで、お気軽に私にご相談ください。
この無料個別相談会と無料病院訪問・経営分析は、
当「日本病院経営支援機構」の
HPの「無料相談」の項目で、
その内容や申し込み手続き等について説明しております。
ご希望の病院は、その手続きに従って、
ご遠慮なく、お申し込みください。
さて、少し挨拶が長くなりました。
それでは今からご一緒に2026(令和8)年度病院長塾研修会を始めましょう。
よろしくお願いします。

