【ダイエット、私の場合】



おはようございます。


我が国で今回の新型コロナウィルス感染が拡大したのは昨年3月からのことですから、

今年8月でもう1年半が経ったことになります。


その間、コロナ禍の影響で社会は否応なく色々な変化を強いられましたが、コト、私に関して言えば、

「今回の新型コロナ禍で最も変化したもの、それは私の体重です」

ということになります。


昨年3月に岡山から横浜に戻ってきた時、83キロだった私の体重は、

その後の新型コロナの感染拡大に伴い、

(1)仕事が完全にリモートワークへ移行したこと

(2)外出自粛で散歩さえできなくなったこと

から、今年の4月には93.2キロまで増加しました。


「巣籠もり」から来る典型的なコロナ太りです。


当初は体重計から目をそらしてその事実を受入れまいとしていたのですが、やがて、

(1)ズボンというズボンが皆入らなくなる

(2)ベルトも締まらなくなる

(3)たまに外出すると緩い坂を上ることにさえ息が切れるようになる

という実害が出てくるに及んで放置できなくなり、4月からせっせと

ダイエットに励むようになりました。


今日は私のそのダイエットについて書いてみます。



「ダイエット、私の場合」


1.ダイエットの目標


私の身長は174センチで、そこから「身長×身長×22」の計算式から

求められる私の標準体重は67キロになります。


しかし、私の体重が標準内に留まっていたのは学生時代までで、

その後、

(1)社会人になってから、飲み会が増えたこと

(2)結婚して、栄養状態が良くなって太ったこと

から体重はコンスタントに70キロ台後半になり、糖尿病・高血圧・

高脂血症等の立派な成人病予備軍になりました。


特に岡山市民病院でその経営再建に取り組んだ4年間は、

(1)仕事がハードで土日もなく、事務局長室に簡易ベッドを

    持ち込んで寝泊りしていたような状況でしたので、

    更に運動量が減ったこと

(2)その必要性は分っていたのですが、経営再建の仕事が最優先で、

    ダイエットどころではなく、またそうした精神的な余裕もなかったこと

      から体重は83キロまで増えました。


そのため、3ヶ月に1回の健康チェックでは、主治医の糖尿病

内科の先生から「豊岡さんの場合は体重さえ減らせば検査値は

正常化します。今更「標準体重まで戻しなさい」とは言いませ

んが、75キロまで減らせませんか。そうなれば今出している

薬の大半は要らなくなります。」といつも言われていました。


そこで、そういう経緯もありますので、今回のダイエットでは目標値を、

岡山市民病院の主治医の先生が勧めてくださっていた

「75キロ」とし、4月の93.2キロから▲18.2キロ(▲19.5%)

体重を落とすことにしました。


2.ダイエットの手段


ダイエットには

(1)消費カロリーを増やすため運動すること

(2)摂取カロリーを減らため食事制限すること

の2つしか手段はなく、またその2つを同時並行で実施していく

必要があります。


このうち「運動すること」については、コロナ禍の中ですが、

そうも言っておられませんし、またお金を払ってまでフィットネスクラブに

通う気もしませんので、「マスクを着用し、3密を避け、

手洗い消毒を欠かさない」ことを前提に、

(1)雨天の日以外は努めて外出して歩くようにし、

(2)また、たまに大きく運動量を稼ぐために、月に1~2回は、

   銀座・鎌倉・熱海・箱根・伊豆等へ遠出するようにしました。

   


次に「食事制限すること」については、

(1)1日の摂取カロリーを基礎代謝量(普通の人が生命を

    維持するために必要なエネルギー量)以下の1000キロカロリーに抑え

    (→普通、成人男子は1日2200キロカロリーを摂取するとされています。

      またダイエット前、私は3000キロカロリー以上を摂取していました)

(2)そのため、食品は、必ずそのカロリー表示を見て、

    摂取総カロリーが上記の制限内に収まるように心掛け

(3)朝晩2回必ず体重計に乗って体重を図り、その進捗を管理する

    ようにしましたが、その結果、

(4)毎日の私の主食は、私の好物だった洋食・中華モノや

    揚げ物、麺類やパン・ケーキ類から、蒟蒻ライス・蒟蒻ソーメン・

    蒟蒻ラーメン・蒟蒻ステーキなどの蒟蒻モノに移行し、

   副食も、野菜、海藻、キノコ、ゴボウ、ニンジン、大根、

   タケノコ、レンコンなど、量はあるけどカロリーが

   少ないものだけになりましたが、

   健康管理の観点から必要な栄養は必ず採る必要が

   ありますので、毎回の食事(といってもまともな食事は1日

   1回ですが)には、納豆、ヨーグルト、卵を必ず付けるようにしました。


3.ダイエットの結果


上述したようなダイエットの結果、4月に93.2キロだった

私の体重は、


4月末には87.9キロ(▲5.3キロ減)

5月末には85.1キロ(▲2.8キロ減)

6月末には84.4キロ(▲0.7キロ減)

7月末には81.7キロ(▲2.7キロ減)、


となり、昨日(8月4日)は79.4キロ(▲2.3キロ減)と

なって、ついに80キロ台を割りました。


当初の93.2キロから▲13.8キロ(▲14.8%)落としたこと

になりますが、目標値は75キロですから、まだ4.4キロ未達で、

まだまだ今後とも私のダイエットは続くということになります。


4.ダイエットの効果


今回のダイエットの効果は明らかで、


(1)今までのズボンが全部履けるようになり

(2)ついでにベルトはグスグス、ダブダブになり

(3)身体も随分軽くなりましたので、以前のように坂を

    登れば登れば息切れするということもなくなりました。

(4)またお腹も随分引っ込み、傍から見る分には正常人と

    変わらなくなりました。


しかし、まだ80キロ台を割った程度で、主治医の先生から

言われていた75キロまでは行っていませんので、

検査値の改善で今服薬している薬が減り、今、毎月5千円ほど

支払っている薬代が減るのはもっと先のことになりそうです。


5.ダイエットがうまく行った原因


今回はまだ途中報告ですが、以上、縷々述べましたように、

今の段階まで、ダイエットは順調に進んでいます。


その原因は、

(1)今私はリモートワークで1日中自宅にいますので、

   摂取カロリーのコントロールがし易いこと

(2)昔と異なり、今、仕事はそうハードでないので、

   健康管理まで気を遣っている精神的な余裕があること

によるものと思います。


逆に言えば、リモートワークでなく通常の出退勤を伴う勤務であったり、

岡山市民病院時代のようなハードな仕事が続いていたりしたら、

私の場合、今でもやはりダイエットは出来ていなかったのだろうと思います。


もっとも、その分、運動量も多いので、今回のように

10キロも体重が増えることもまたなかったはと思いますが・・・


6.ダイエットの今後の見通し


先に述べたように今回の私のダイエットの目的は75キロまで

落とすことですが、多分、そこまではあと2ヶ月もすれば達成できると思います。


しかし、私はこれまでにもダイエットして75キロまで落としながら、

それ以降、それを維持できないで、リバウンドを招くことを繰り返してきました。


従って、今度こそ、

(1)ずっとそれを維持できるのか、

(2)あわよくばそれを標準体重である67キロまで下げていけるのかが

問われているわけです。


そういう意味から、私のダイエットの真価が問われるのは、

これからで、次回はその結果について報告ができればと思っています。


それではまた。





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